第１回若手研究者ワークショップ「材料科学の新領域を切り拓く」
2018年12月21日(金)~23日(日)に立命館大学びわこ・くさつキャンパスにおいて，第1回若手研究者ワークショップ「材料科学の新領域を切り拓く」を開催いたしました。当日は，大学や企業で自然科学・社会科学系の研究開発に従事する23名の若手研究者(概ね30歳以下)が出席し，エポック立命21(立命館大学内)にて寝食を共にしながら合宿型のワークショップを行いました。参加者の内訳は，大学からの参加者が17名，国研からの参加者が1名，企業からの参加者が5名でした。さらに，世界の第一線で活躍される先生方3名を招き，2時間を超える特別講演を聴講しました。また，若手研究者を4~5人の班に分けてグループワークを行いました。予め若手研究者はポスター発表を行い，各自の研究領域について理解したうえで各班のメンバーで共同研究課題を探索し，これをリサーチプロポーザルの形でまとめ上げて発表を行いました。発表のあとには，当研究会のアドバイザリーメンバーと招待講演者からコメントを頂き，共同研究発案に関して助言・激励を頂きました。詳細は，開催報告を御覧ください。
会期：2018年12月21日(金)13：00 ～ 12月23日(日)11：40
会場：立命館大学 エポック立命21
開催報告：詳細は下記ファイルをクリックください。
Dec. 21st-23rd, 2018
IMPORTANT NOTICE FOR ATTENDEES
ワークショップ会場である「エポック立命」では，wi-fiとして「eduroam」がご利用いただけます。
事前に所属する学術機関において登録して頂きご利用ください（eduroam参加機関一覧）。
趣旨：新たな機能をもつ材料が開発されることで，科学技術は進歩し人類の生活を豊かにしてきました。これまてで，我が国は多くの機能性材料分野で世界を牽引してきました。これを持続・発展させていくためには，次世代を担う若手研究者が，世界にパラダイムシフトを与えるような革新的機能材料の開発に積極的に挑戦し，研究領域を自ら開拓することが重要と考えます。そこで，本研究会では，異分野の若手研究者同士が容易に知識交換・共同研究できる研究協力ネットワークを構築し，積極的に革新的機能材料の開発研究に取り組むことのできる土壌を作りだすことを目的として，本ワークショップを主催いたします。（詳細なワークショップの企画内容は，下記もしくは会告を御覧ください。）
会期：2018年12月21日(金)14:00 (受付開始 13:00) ~ 12月23日(日) 12:00頃
会場：立命館大学 びわこ・くさつキャンパス エポック立命２１ (〒525-8577 滋賀県草津市野路東 1-1-1；キャンパスマップはこちら)
対象者：大学・高等専門学校・国立研究所等に勤務・在学する材料科学系の研究に対して
分野横断的な研究をする意欲のある若手研究者 (35 歳以下もしくは博士取得後 8 年以内) もしくは博士課程学生。
宿泊：会場であるエポック立命21の宿泊施設をご利用いただけます(学生: 1泊1,800円; 若手研究者/一般: 1泊4,000円)。
下記の参加申込フォームからご希望いただければ，当会からお部屋の予約をさせていただきます。宿泊費については各自，直接施設側へと支払う形とさせていただきます。引き換えに領収書をお渡し致します。
研究会参加費：無料(学生/若手研究者)，8,000円(一般)
懇親会参加費(1日あたり)：3,000円(学生)，5,000円(若手研究者)，8,000円(一般)
参加登録フォーム：材料科学の新領域を切り拓く」第１回若手研究者ワークショップ参加登録
重要な日程のご案内（各締切を延長いたしました）
参加申込締切：9月28日（金）→10月31日（水）
予稿提出締切：10月5日（金）→11月16日（金）
熟練の先生方をお招きし，最先端の研究成果および最も関心を持っている材料の機能・設計およびそれらを利用したシステムについて30分間の講演を依頼いたしました。講演後，若手研究者はグループディスカッションなどを通して発表内容について熟考し，熟練研究者との質疑応答を行います。このグループディスカッションと質疑応答は1時間を予定し，じっくりと向き合います。
現時点で，石田直理雄先生(国際科学振興財団 時間生物学研究所・所長)や津島将司先生(大阪大学 大学院工学研究科機械工学専攻・教授)，一杉太郎先生(東京工業大学 物質理工学院応用化学系・教授)に特別講演をお引き受けいただいております。
【ポスター発表】
若手研究者の参加者には，自身の研究についてのポスター発表をお願いします。このポスター発表は，続くグループディスカッションにて自身の研究領域・得意分野を示すためのアイテムです。したがって，学会発表のような研究結果について詳述する内容ではなく，研究者本人の研究の興味・哲学を大きく示すような内容をご発表ください。会期中，ポスターは掲示し続け，時間にとらわれずに議論を続ける予定です。
【グループディスカッションと発表】
グループメンバーで新規に立ち上げる「新機能材料・システムに関する共同研究テーマ」についでディスカッション・思考実験を行います。これをリサーチプロポーザルの形でまとめ上げ，最終日に発表を行います。